トップページ

家庭用ゲームトップ

初代プレステを復活させる

主催者はジャンクの初代プレステを何台か入手しました。それも最初期のSCPH-1000が殆どです。
SCPH-1000とか3000の場合、ビデオIC(CXA1645)が取れるのでジャンクでも入手し甲斐があります。
CXA1645とは、15khzのアナログRGB信号をビデオとSビデオに変換するICで、このICを使うと、
たとえばRGB化したファミコンをRGB、S、ビデオのマルチ出力にしたり、業務用ゲーム基板をビデオ
出力化して、一般的なTVに映したり出来る便利なICなのです。現在では入手困難になっています。

そんなわけでジャンクのプレステを部品取りで入手したわけですが、一応動くか確認したくなります。
SFCなど半導体のみで出来たマシンはかなり丈夫で、そうそう壊れないのですが、プレステなど
モーターによる駆動部がある機械は必ずそこがウイークポイントになります。

で、結果ですが、まず一台目は立ち上げ画面(下の写真)は出ますが、ディスクを読み込みません。
ディスクは回転しているのですが、しばらく動いた後、止まってしまいます。ピックアップの動きが
悪いのか、はたまたレーザーダイオードに不具合があるのか。型番はSCPH-3000です。



その次のやつですが、こちらは最初画像が全く出ませんでした。ヒューズでも飛んでいるのかと思い
ましたが、原因は映像コネクタの接触不良でした。その後ディスクをセットするとすぐに読み込みました。
しかしよく見ると画面に赤い線がチラホラ出ます。こちらは基板に問題がありそうです。型番はSCPH-1000。





そこで赤い線の出るピックアップユニット(正常に動くやつ)を、読み込まないSCPH-3000の
ピックアップと交換してみる事にしました。そこで本体を分解してみると、さすが初期型!内部には
シールド用の銅箔テープが貼りまくってあります。下の写真で並んでいる左側が初期型の方です。
3000の方は銅箔テープではなく、出力端子のシールドの方から接触端子が出て繋がっています。
基板の方も1000の方は若干部品点数が多いです。SCPH-1000から3000になった時点でS出力
コネクタが削除されて、この部分のパーツが無くなっています。



幸いピックアップユニットは同じなのでそのまま移植できそうです。ところで調子の悪い3000の
ピックアップ部分を良く見ると、ディスクをセットする部分の爪が折れています。折れていても
動けば問題ないのですが、かなり酷使されたのでしょうか。本体の中から折れた爪が一個出て
きました。もし、ジャンク品を入手して復活させようと言うのなら、このあたりも確認した方が
いいかも知れませんね。(ジャンク品のプレステではここの爪は良く折れています)



さてピックアップを移植した結果、見事に復活しました。

実のところ、調子の悪いピックアップでも分解、クリーニングすれば復活する事があります。
過去に主催者は頼まれて2〜3回復活させました。しかし今回はそこまでするのは見送りました。
メンテしてもモーター物なので、すぐに調子が悪くなる可能性がありますし、それにそこまでして
直しても、台数ばかり増えて困る(笑)

調子良く動く様になったので、外装パーツも綺麗にする事にしました。ディスク部分のカバー
(丸いフタ)が汚れていたので、クリーニングしましたが、今一綺麗になりません。そこで、
ピックアップを取り外した本体からフタを取り外して移植します。しかし!実際に移植してみると
微妙に色が違います。わずかに焼けたSFCの外装パーツ言う感じです。外した外装パーツの裏を
見てみると、電源がある部分の裏側がやけに汚れています。どうやらタバコのヤニ?の様です。
この部分はさておき、裏側の日焼けしない部分も全体的に色がややくすんでおり、これはこれで
全体が統一された色調です。どうやら製造ロットによる色の個体差っぽいです。色意外にも、表面の
ツヤとか個体によって微妙に違います。今回は外装パーツの一部交換は諦めた方がよさそう。



実はもう一台ジャンクプレステがありまして、これも動作検査してみました。3台目のこれも最初は何も
画像が出ず。コネクタの接触部のクリーニングで出るようになりましたが、まるで読み込まずでした。
(手でピックアップ部を無理やり動かした後に起動したら、一度だけ読み込んだ)型番はSCPH-1000。
こちらの外装パーツが綺麗でしたので、これをそっくり移植しました。下の写真が完了したプレステです。



で、外装パーツ上面を移植して、よし!と思って裏側を見てみると、ものすごく汚れている・・・。
・・・裏側も交換です。裏側を交換すると、型番などの表示シールも違ってきます。これも移植です。
元のラベルを熱を加えながらゆっくりとはがし、はがすときに出来た巻き癖を逆方向に巻いて直し
ます。このシールは樹脂っぽいですが、実際は金属製で、巻き癖を取ってから貼らないとそのうち
はげてきます。古いシールの上にそのまま貼ってしまいます。



今回ジャンク品をまた直してしまったため、保有台数が増えてしまいました。下の写真でケースの
あるやつが動作品。安心動作のSCPH-7500と、信じられんぐらい綺麗なSCPH-1000、調子よく
動作するもう一台のSCPH-1000、そして今回のSCPH-3000の計4台。



上の信じられんぐらい綺麗なSCPH-1000は、近くのハードオフで激安で入手。電源を入れたら
問題なく動作したので、何も触っていません。よく見るとロット番号が持っている中で最も初期型。
内部のメカがどの様な具合かそのうち見てみよう。





ジャンク初代プレステを復活させる トップ