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光学機器

■ アストロスキャン

スペースエイジな天体望遠鏡、アストロスキャンです。
口径108mm、反射式。赤いプラスチックボディーに下部が球形と、素晴らしくスペースエイジしてます。
この望遠鏡は1970年代に発売され、1990年代には日本のカートン光学が製造販売した事もあるらしい。



主催者がアストロスキャンを初めて見たのは、1976年のこと。科学用品専門商社”株式会社光洋”の
カタログで”話題の新製品”と掲載されていました。当時光洋社はアメリカ エドマンド社の日本代理店を
つとめており、その経緯で取り扱いがあったようです。ただ、価格は本体のみ93000円、オプションを含む
と117500円になりかなり高額。その割にネーミングは”星野望遠鏡エンジェル1号”とかなりファンシー。



アストロスキャンで月を撮影してみました。カメラ取付用アダプターは無いので、
接眼レンズ部にカメラを手持ちで支えて撮影。色が黄色っぽいですが、
撮影時は実際にこんな色のお月さんでした。




■ 魚眼カメラ

こちらは2011年現在でも見かける、35mmフィルム使用のトイカメラです。魚眼レンズ使用で、
前方170度が全て写るという物です。本来魚眼レンズは気象記録などの撮影に使われる物で、
本物は大変高価なレンズです。個人が使う場合はほぼ遊びに限定されると思います。そこで
トイカメラの出番になるわけです。トイなので、ボディ及びレンズの全てがプラスチック。
シャッター速度は1/100またはB(バルブ)露出。バルブとはシャッターボタンを押している間だけ
シャッターが開放になると言うもので夜景などに使えます。なお、レンズの明るさなどは不明です。



魚眼など超広角レンズのいいところは、被写界深度が深く、ピント合わせが要らないことです。
まずい点としては、画像のゆがみが大きいとか、カメラをまっすぐ構えて撮影したら、あまりの
画角の広さのために、自分のつま先が写っていた、などがあります。

ところでこのカメラは、入っていた箱に透明なドームのカバーが付いており、そのまま置いておく
だけでスペースエイジな展示になる、にくい仕様になっています。




■ リコーオートハーフSL

スペースエイジなカメラで定番になっているリコーオートハーフです。
リコーオートハーフに限らず、過去のハーフ版カメラはスペースエイジぽい物が多いです。



こちらはトイではない本物のカメラなので、全金属製でずしりとした重量感があります。






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