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史上最強のファミコン!!


■ 任天堂VS筐体ファミコン

とうとうきた!史上最強のファミコン、VS筐体ファミコン!!VS筐体とは、ファミコン互換の
業務用ゲーム基板を稼動させるための装置で、いわばゲームセンター用のファミコンです。



中に入っているゲームは、多くは家庭用と同じか、グレードUPしたものが入っていました。
VSピンボールと言うゲームは、音がグレードUPしていたし、VSバルーンファイトは、なんと
プレイ画面が縦に2画面分スクロールすると言う、超グレードUPバージョンが入っていた。



VS筐体は2つの画面を持っていたので、スポーツゲームではそのまま対戦できるゲームが
入っていたし、一人用ゲームの場合は、それぞれ別のゲームを稼動させることも可能だった。
ちなみに異なるゲームを同時にプレイすると、相手側の音がこちらにもまぜこぜで聞こえます。
スピーカーはそれぞれ裏表で独立して音を出しているのですが、同じ筐体なので区別は付きません。
ゲームセンターでは他のプレーヤーの音が聞こえるのは普通なのですが、家庭では気が散る(笑)


さて、いくらファミコン互換のゲーム基板が入っていると言っても、そのままでは家庭用ソフトと
業務用ソフトに互換性はありません。しかし稀に家庭用ファミコンカセットが刺さるVS基板も存在し、
その基板とVS筐体を組み合わせれば、VS筐体ファミコンが実現するわけです。



VS筐体のモニターは業務用なので、当然RGB接続。ファミコンカセット使用の場合も
そのままRGBの高画質で映し出されます。しかも裏と表で別々のゲームを同時にプレイできます。


なお、VS筐体ファミコンに同じスポーツゲームを2本セットしても、ソフト的にリンクしている
訳ではないので、本来のVSソフトのように2つの画面を使っての対戦は残念ながら出来ません。
それならば!ディスクシステムはどうだろう。とりあえず、RAMアダプタを筐体内部にセット。



VS基板のカセットスロットには延長アダプタを作って接続するようにします。ディスクドライブは
ソフトの交換の都合もあって、筐体外部にセットするようにします。そして電源をONすると・・・。



おおっ起動したっ。



ザナック!最高!
ではメトロイドは・・。



超キレイだが音がヘン!NESのメトロイドも音がヘン だが、こちらも音の一部が鳴ってないようだ!
VS基板はディスクシステムの拡張音源には対応できないらしい。ではNESソフトはどうだろう?



こちらは問題なく起動。だけど元からカセットがでかい上に、変換アダプタの分も重なって、
筐体のカバーが出来ないぞ!!カセットのケースをはずして中身だけを刺せばよさそうだけど。



あと、ファミコンのICを交換してRGBファミコンにした場合、一部のソフトで色が正常に出ない
ことが報告されています。それはVS筐体ファミコンでも同様です。同じICを使っていますからね。
ディスクシステム版の”バブルボブル”を起動したところ、写真のような色に。これはIC内部にある、
色を指定する部分(カラーパレット)の違いによるものらしいです。これはICの仕様なので改善できません。
まあ、べつにソフトやハードに悪影響があるわけではないので、このまま行きます。


特殊な入力デバイスを使う場合や、一部のソフトに都合の悪い部分もありますが、普通にゲームを
プレイするなら、画面のキレイさ、ゲームのプレイしやすさ、正に最強のファミコンと思います。

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