計測関係
ロビンソン風速計
昔、小学校の屋上に丸いカップが付いた風速計が付いていました。メカメカしい物が好きだった
主催者は早速屋上に上がり恐る恐る見てみました。カップの下には何やら歯車が付いていましたが、
さび付いて動かなくなっていました。動かないメカなら要らないだろう。要らないならクレ!と思いま
したが、さすがにそんな事言えません。とりあえず図書館に行って調べてみると”ロビンソン風速計”と
言うらしい。「使い方は分からないがとにかくクルクル回る。このクルクル回るメカを手に入れるぞ」と
いうわけで愛読書の”理科工作図鑑”を見てみました。すると、ありました。作り方が。作り方は・・・。
ピンポン玉を買ってきて半分に割る・・・?主催者はピンポン玉の入手法が分からなかった。しかも
回転により、分銅が広がるタイプです。この方式では、強風の時その場にいなければなりません。
なんだか今一だったので、製作せずに終了してしまいました。
で、その後入手したのが写真の風速計。残念ながら歯車が付いたタイプではありません。
この風速計は横にキャップが付いています。キャップの中に端子がありましたので、電圧計を
つないで見ました。羽を勢い良く回すと交流4V程度の電気が起きました。これは歯車式より
使えそうです。電池の充電などにも使用できそうですね。
ビラム微風計
小学校の図書館で本を見ていると、上記とは違う風速計が載っていました。その名は・・。
いすずビラム微風計。主催者は「おおっかっこいいのう」と即座に思いましたが、こちらは上記と違い、
掲載してそうな本が他に見当たりませんでした。
本で見たのはいすず製でしたが、こちらはナカアサ製。外観は昔本で見たのと全く同じ。
メーカーが違っても殆ど変わりがありません。くるくる回るメカに弱い主催者でありました。
トランシット
トランシットとは測量に使用する機器で、一言で言うと水平器付きの望遠鏡です。
これも大方の機器と同様、古くなればなるほど真鍮とかギアが魅力的に使われており、
そのままでスチームパンクな雰囲気をかもし出しています。
天秤
こちらは薬品関係で使われていたと思われる天秤です。風除けと思われるケースに入っており、
天秤上部の支点の部分はとことんメカメカしく、メカ好きにはたまりません。
調整の結果、うまくバランスが取れましたので使用可能だと思われますが、ううむ。
用途としてはパンとかケーキを作る時の使用が考えられますが、使用時は細心の
注意が必要になりそうで、なにか大変そうな気が。
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